イヤーマフ・レンド・プログラム

大人にとっては心地よい音楽も、小さなお子さんにとっては大きく聞こえてうるさく感じてしまう可能性もあります。

特に聴覚の敏感な子供の耳は家族で守ってあげる必要があります。
海外のフェスでは既に一般的となっている聴覚保護の流れです。


日本ミュージックフェスティバル協会では、家族みんなでフェスを楽しんでもらうために

イヤーマフを無料で貸し出すプログラムを行っております。

耳の機能は再生しないかこそ、小さな頃から耳を屋島せることが大切。

【水足邦雄(防衛医科大学校/医学博士)】

WHOが騒音に対しての提言を出したのが2018年、長く音楽を楽しむために必要なのは「耳を休ませること」。人によって違いはあるのですけど、子どものほうが小さな音まできれいに聞こえています。20代後半から加齢による難聴ははじまっています。ですから10代のときと40代や50代になったときでは、同じように聞こえているわけではないんです。耳のなかにあるカタツムリのような部分、蝸牛(かぎゅう)という部分なんですけど、生まれたときに完成していて、成長することはないんです。鼓膜の大きさも生まれたときに決まってしまう。音を感じる有毛細胞も再生はしない。生涯にわたる騒音の蓄積によって、聞こえは悪くなっていきます。だからこそ小さな頃から大きな音はできるだけ避けたほうがいいんです。

ライブという空間を開かれた場所にするための優しさの武器。

【後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)】

ASIAN KUNG-FU GENERATIONのライブでは、子供用イヤーマフの貸し出しを2018年から行なっています。ライブという場所は文化として開かれたものでありたい。子供だから聞いちゃいけない、ライブに参加しちゃいけないってことはありません。ただ無防備なままライブに参加する子供が増えてしまったのでは、入場を規制しなければならなくなってしまうかもしれない。防御策として始めたのがイヤーマフの貸し出しでした。

誰もが楽しめる音楽の場づくりへの思い。

【草刈愛美(サカナクション)】

保護者の方が自分の楽しみを断念してしまう。自分の意思じゃないところでライブにいけないっていう状況を減らすことができたらいいなと思っています。2024年のアリーナツアーでは、子供用イヤーマフの無料貸し出しも行います。耳が気になって検査に行ったことがあるんですね。そのときに、一度悪くなってしまった内耳の細胞は元に戻らないということを教えていただいて。自分の耳だけではなく、お子さんの耳も守っていただけたらと思っています。

日本ミュージックフェスティバル協会が行う当プログラムによって、フェス会場では多くのご家族連れの皆様にご好評をいただいております。これからも多くのフェス会場でこの施策を実施していく予定です。

こちら皆様のご支援で成り立っているプログラムとなりますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。

またイヤーマフの貸し出し希望されるフェスオーガナイザーの皆様は、以下よりお問合せください。

問合せ:jmfa.npo@gmail.com

【2024展開フェス】

みたけさんふぇすてぃばる(愛知)/SPRING LOVE春風(東京)/結いのおと(茨城)/

ARABAKI ROCK FEST.(宮城)/ONEFES(富山)/SWEET LOVE SHOWER SPIRING(山梨)/

Greenroom Festival(神奈川)/頂(静岡)/THE CAMP BOOK(長野)/Re:birth(長野)/
and more
【2024展開ライブイベント】

SAKANAQUARIUM 2024"turn"/OGRE YOU ASSHOLE""DELAY 2024""


【ご支援・ご協力】(五十音順)